花朝月夕
読み方
かちょう げっせき意味
花の咲く朝と、月の美しい夕べ。転じて、春秋の美しい景色や、趣のあるよい時節・よい時間をいう。古くは、花の盛りである陰暦二月十五日と、月の美しい陰暦八月十五日を指すこともある。由来
中国の歴史書『旧唐書(くとうじょ)』に見える語とされる。「花朝月夕」は、花のある朝と月のある夕べという美しい情景を表した。『旧唐書』は後晋の開運2年(945年)ごろに完成した唐代の正史である。日本では漢語の四字熟語として用いられる。備考
日常会話ではあまり使われない、文章語的で雅な表現。「花鳥風月」よりも使用頻度は低い。単に美しい景色だけでなく、それを楽しめる趣深い時節・時間という含みもある。例文
- 花朝月夕の庭園を歩き、季節の移ろいを静かに味わった。
- この宿は、花朝月夕の風情を楽しみたい人におすすめだ。
- 忙しい日々の中でも、花朝月夕を愛でる心のゆとりを失いたくない。
類義語
対義語
- 悲風惨雨
- 悪時苦境