揚清激濁
読み方:ようせい げきだく
意味
清らかなものを取り立て、濁ったものを退けること。転じて、善良で有能な人を登用・推奨し、悪人や不正な者を排除して、政治や組織の風紀を正すことをいう。
由来
中国・戦国時代(紀元前4世紀ごろ)に成立したとされる思想書「尸子」の「君治篇」にある「揚清激濁、蕩去滓穢、義也」に基づく。清いものを揚げ、濁ったものを激して取り除くという水の比喩から、善を用い悪を退ける政治・統治の姿勢を表すようになった。
備考
主に政治・行政や組織運営について用いる硬い表現。「激」はここでは濁りを強く動かして除く意である。語順を替えた「激濁揚清」も同義で用いられる。
例文
- 新しい市長は揚清激濁を掲げ、癒着や不正をなくすための改革に着手した。
- 公正な人事を実現するには、揚清激濁の姿勢で能力と実績を評価する必要がある。
- 監査委員会は揚清激濁の理念に基づき、功績のある職員を評価する一方で不正行為を厳しく処分した。
分類
類義語
対義語
- 善悪不分
- 玉石混淆