才色双全
読み方:さいしょく そうぜん
意味
才能と美しい容姿の両方を十分に備えていること。「才」は学問・技能などの才能、「色」は美貌をいい、特に女性のほめ言葉として用いる。
由来
中国・元代(13~14世紀ごろ)の匿名作者による雑劇「女姑姑」第三折に見える語とされる。「才色双全」は、才能(才)と美貌(色)の二つがともに完全にそろっている、という意味から生まれた。日本でも漢語の四字熟語として定着した。
備考
伝統的には女性に対する賛辞として使われることが多い語である。容姿を評価の中心に置く表現でもあるため、現代の人物評では相手や場面に配慮して用いる。
別表記
- 才色雙全
誤用・混同注意
- 「才色両全」とするのは一般的な表記ではない。通常は「才色双全」と書く。
- 「才色兼備」と混同されることがあるが、両者はほぼ同義の別表現である。
例文
- 彼女は語学の才能にも恵まれた才色双全の人物として、周囲から尊敬されている。
- 才色双全の主人公が困難を乗り越える物語は、昔から多くの人に親しまれてきた。
- 容姿だけでなく仕事の能力も高い彼女を、同僚たちは才色双全だと評した。