快哉千万
読み方
かいさい せんばん
意味
この上なく愉快で、胸がすくほど気持ちがよいこと。また、そのような痛快で喜ばしい気持ちをいう。「快哉」は「なんと気持ちがよいことか」という喜びの語、「千万」は程度が非常にはなはだしい意を表す。
由来
四字熟語としての「快哉千万」そのものについて、典拠となる特定の中国古典・日本古典や成立年代は明確ではない。「快哉」は中国の古典にも見られる、喜びや痛快さを表す語であり、「千万」は「この上なく」「非常に」という程度の強調語として用いられる。これらを組み合わせて、非常な痛快さを表した表現である。
分類・構成
備考
やや硬く古風な書き言葉で、痛快な出来事に接した際に用いる。「快哉を叫ぶ」という形でも使われる。「千万」は数の一千万を指すのではなく、程度の甚だしさを強調する語である。
誤用・混同注意
- 「快才千万」と書くのは誤り。正しくは「快哉千万」。
- 「かいざいせんばん」と読むのは誤り。正しくは「かいさいせんばん」。
- 「千万」を数の一千万の意味と解するのは誤りで、この語では「非常に」「この上なく」という強調の意味である。
例文
- 長年にわたる不正が明るみに出たことは、被害者にとって快哉千万の知らせだった。
- 土壇場での逆転勝利に、観客は快哉千万とばかりに大きな歓声を上げた。
- 横暴な権力者が失脚したという報道を聞き、彼は快哉千万の思いを抱いた。
類義語
対義語
- 不快千万
- 意気消沈
- 失望落胆