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志在千里

読み方:し ざいせんり

意味

志が非常に遠大であり、将来の大きな目標や理想に向かおうとすること。目先の成功や小さな利益にとどまらず、はるか先にある大事業・大志を抱く意でいう。「千里」は実際の距離ではなく、目標の大きさや遠大さを表す。

由来

中国・後漢末の建安12年(207年)ごろ、曹操が詠んだ楽府詩「歩出夏門行」の一篇「亀雖寿」にある「老驥伏櫪、志在千里(老いた名馬は馬小屋につながれていても、志は千里の彼方にある)」に基づく。年老いても大志を失わないという文脈から、遠大な志を抱く意味で用いられるようになった。

備考

主に文章語・演説・座右の銘などで用いる格調高い表現。「千里」は実際に遠方へ旅をする意味ではなく、志や目標が遠大であることのたとえである。

誤用・混同注意

  • 「千里」を実際の移動距離と解するのは誤りで、遠大な志・目標をたとえる表現である。

例文

  • 彼は地方の小さな町で育ったが、志在千里の人物であり、世界に通用する研究者を目指している。
  • 創業者の志在千里という信念は、目先の利益だけを追わない経営方針に表れている。
  • 老いてなお志在千里で、新しい技術を次世代へ伝える活動に力を注いでいる。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字