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左提右挈

読み方

さてい うけつ

意味

左手・右手の両方を使って支えるように、互いに手を取り合って助け合うこと。転じて、人を手厚く世話し、導き支えることにもいう。

由来

中国の歴史書『史記』の「張耳陳余列伝」に、張耳と陳余が固い友情を結び、「以相提挈(もって相提挈す)」、すなわち互いに助け合ったとあることに基づく。「左提右挈」は、この「提挈」に左・右を添えて、両手で支えるイメージを強めた表現である。『史記』は前漢の司馬遷が紀元前91年頃までに編纂した。

分類・構成

備考

日常会話よりも文章語・改まった表現で用いられる。複数の人が助け合う場合のほか、年長者などが人を世話して導く場合にも使える。

誤用・混同注意

  • 「左提右携」は誤記・誤用で、正しくは「左提右挈」。
  • 「左提右挈」は単に物を両手で持つ意味ではなく、助け合いや世話・支援を表す。

例文

  • 創業期には二人の経営者が左提右挈し、会社の基盤を築いた。
  • 被災後、地域の住民は左提右挈して、困難な状況を乗り越えた。
  • 先輩たちは新入部員を左提右挈しながら、活動に必要な知識を教えた。

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字