左宜右有
読み方
さぎ ゆうゆう
意味
左の位置にいても右の位置にいても、それぞれにふさわしい才能・能力を発揮できること。転じて、さまざまな分野や役割に幅広く対応できる、非常に多才で有能な人物をいう。
由来
中国最古の詩歌集である『詩経』小雅の「裳裳者華」にある「左之左之、君子宜之。右之右之、君子有之(左にあれば君子はそれに適し、右にあればそれを備えている)」に基づく。『詩経』の詩はおおむね紀元前11世紀~紀元前6世紀頃に成立したとされる。
分類・構成
備考
「さぎゆうゆう」と読む。現代の日常会話ではあまり多用されず、人物の多才さや多方面への適応力を格調高く褒める文章語として用いられる。
誤用・混同注意
- 「左有右宜」と語順を入れ替えない。
- 単に「左右どちらにも都合がよい」という意味ではなく、多方面に適応できる才能をいう。
例文
- 彼は研究、実務、交渉のいずれにも通じる左宜右有の人材だ。
- 新しい部署には、変化する課題に対応できる左宜右有のリーダーが求められる。
- 彼女は執筆だけでなく編集や企画にも秀でており、まさに左宜右有といえる。
類義語
対義語
- 浅学菲才
- 才疎学浅