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八面六臂

読み方:はちめん ろっぴ

意味

八つの顔と六本の腕を持つ仏像・神像の姿をいう語。転じて、一人で何人分もの仕事をこなすほど、多方面にわたって目覚ましく活躍することをいう。主に「八面六臂の活躍をする」の形で用いる。

由来

インドに起源をもつ仏教・ヒンドゥー教系の神仏像に見られる、多数の顔や腕を備えた姿に由来する仏教語である。中国を経て日本にも仏教美術・仏教語として伝わった。四字熟語としていつ成立したかは明確ではないが、日本では古くから仏像の形容として用いられ、のちに「多方面で大活躍する」という比喩的な意味が定着した。

備考

多忙で多方面に活躍する人を称賛する表現。「八方美人」のように、だれにでも調子を合わせるという否定的な意味はない。人の働きに対し、「八面六臂の活躍」の形で使うことが多い。

補足

  • 読みを「はちめんろくひ」とするのは誤り。一般に「はちめんろっぴ」と読む。
  • 「八方美人」のように、だれにでも愛想よく振る舞う意味だと誤解しない。八面六臂は多方面での目覚ましい働きを表す。

例文

  • 新製品の開発から顧客対応まで、彼は八面六臂の活躍を見せた。
  • 少人数の現場では、複数の役割を担う部長の八面六臂ぶりが欠かせない。
  • 大会期間中、主将は攻守の両面で八面六臂の働きをした。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字