容光煥発
読み方:ようこう かんぱつ
意味
顔のつやや表情が明るく輝き、健康や活力が満ちあふれているように見えること。「容光」は顔に現れる光沢・顔色、「煥発」は光が輝き発する意。病気からの回復後や、喜び・充実感に満ちた人の様子についていう。
由来
中国・清代の蒲松齢(1640~1715)による怪異小説集『聊斎志異』の「蓮香」に見える語とされる。清代、17世紀後半から18世紀初頭に成立した作品で、「容光」は顔の光沢・顔色、「煥発」は光り輝いて発することを表す。これらを合わせ、顔色がよく生き生きと輝くさまをいう四字句となった。
備考
主に人の顔つき・肌つやから、健康や活力が感じられるさまに用いる。単に容貌が美しいという意味ではなく、内面の充実や回復が外見に表れているニュアンスをもつ。
別表記
- 容光煥發
補足
- 「容光換発」と書くのは誤り。「煥発」は光り輝き発する意である。
- 「容光焕発」は中国の簡体字「焕」を混ぜた表記であり、日本語では通常「容光煥発」と書く。
例文
- 病後とは思えないほど、祖父は容光煥発として同窓会に現れた。
- 十分に休養を取った彼女は、以前にも増して容光煥発としている。
- 新しい事業について語る部長は容光煥発で、会議室の雰囲気まで明るくした。
分類
類義語
対義語
- 顔色蒼白
- 意気消沈
- 憔悴枯槁