孤雌寡鶴
読み方:こし かかく
意味
配偶者と死別するなどして伴侶を失い、孤独に暮らす男女のこと。特に、夫を失った女性と妻を失った男性をいう。
由来
前漢・紀元前1世紀ごろの文人、王褒の賦「洞簫賦」に見える「孤雌寡鶴、哀鳴相求」に基づく。伴侶を失った雌鳥と鶴が悲しげに鳴いて相手を求める姿を、配偶者を失った男女にたとえた語である。
備考
現代の日常会話ではほとんど使われない文語的・古風な表現。配偶者との死別に関わる語であるため、当事者に直接用いる際は配慮が必要である。
誤用・混同注意
- 「孤雌寡鶴」を「こしかつる」と読まない。標準的な読みは「こしかかく」。
- 「雌」はここでは「めす」ではなく「し」と読む。
例文
- 古い文学作品には、戦乱によって孤雌寡鶴となった人々の嘆きが描かれている。
- 彼は配偶者に先立たれ、長く孤雌寡鶴の身として暮らした。
- 研究者は、「孤雌寡鶴」が伴侶を失った男女の孤独を表す語であると解説した。
分類
類義語
- 孤鸞寡鶴
- 鰥寡孤独