孟母断機
読み方
もうぼ だんき
意味
孟子の母が、学問を途中でやめて帰宅した孟子を戒めるため、織りかけの布を断ち切った故事。学問や修養は中途でやめてはならず、努力を続けることが大切だという教えを表す。
由来
中国・前漢の劉向(りゅうきょう)が紀元前1世紀ごろに編んだとされる『列女伝』に見える孟子の母の故事に基づく。孟子が学問を中断して帰ると、母は織機にかけていた布を切り、「学問をやめることは、織物を途中で断つのと同じだ」と諭したと伝えられる。
備考
主に、学業を途中で断念しないことを戒めたり、子の勉学を熱心に支える母親の姿をたたえたりする際に用いる。孟子の母に関する故事には、教育環境を求めて転居した「孟母三遷」もある。
例文
- 資格の勉強を途中で投げ出しそうになったが、孟母断機の故事を思い出して学習を続けた。
- 先生は孟母断機を例に挙げ、日々の小さな努力を積み重ねる重要性を生徒に説いた。
- 彼女の母親は孟母断機の精神で、娘が最後まで研究をやり遂げられるよう励ました。
類義語
- 孟母三遷
- 断機の戒め
- 勉学奨励
対義語
- 学業怠慢
- 放任主義
- 勉学放棄