好吃懶做
読み方:こうきつ らんさ
意味
食べることばかりを好み、働くことや自分のすべき仕事を怠けること。また、そのような人や生活態度をいう。単に食欲が旺盛という意味ではなく、楽をして他人に頼ろうとする怠惰な姿勢を非難していう語である。
由来
中国・明代の凌濛初による白話短編小説集『初刻拍案驚奇』巻二(1628年刊)に、「又有一等好吃懶做、衣來伸手、飯來開口之輩」とある。好んで食べること(好吃)と、仕事を怠けること(懶做)を並べて表した中国語の成語である。日本語の四字熟語としては、通常「好吃懶作」と表記される。
備考
中国語では現在も用いられる成語である。日本語では非常に稀で、一般には「食べてばかりで働かない」「怠け者」などと表現するほうが自然である。
別表記
- 好吃懶作
補足
- 日本語の四字熟語の見出しでは「好吃懶作」とするのが一般的であり、「做」と「作」を混同しやすい。
- 日本語での慣用読みは「こうきつらんさ」であり、「こうしょくらんさ」などとは読まない。
例文
- 彼は食事の時間には必ず現れる一方で仕事を避けるため、周囲から好吃懶做だと批判された。
- 好吃懶做な暮らしを続けていては、他人からの信頼を失いかねない。
- この作品は、好吃懶做の若者が働くことの尊さに目覚めるまでを描いている。