奇奇怪怪
読み方:きき かいかい
意味
きわめて不思議で、常識では説明しがたいほど奇妙で怪しいこと。また、そのようなさま。「奇奇」は非常に奇妙なこと、「怪怪」は非常に怪しいことを、それぞれ重ねて強調した表現である。
由来
中国・唐代の文人、韓愈(768~824)の散文「送窮文」に見える語とされる。成立は9世紀初頭ごろ。「奇」と「怪」をそれぞれ重ねることで、並外れて奇妙で不可解なさまを強調した表現であり、日本でも漢文由来の四字熟語として定着した。
備考
怪談や事件、不可解な現象などに用いることが多い語である。単に「珍しい」というよりも、不気味さや理解しがたさを伴う強い表現であり、日常会話ではやや硬い。
別表記
- 奇々怪々
補足
- 「奇々怪々」は辞書で認められる表記だが、「奇々怪怪」などの混在表記は一般的ではない。
- 単に風変わりで面白いという意味ではなく、不可解さ・怪しさを含む語である。
例文
- その古い屋敷には、奇奇怪怪なうわさが絶えない。
- 調査の結果、機械が停止した原因は奇奇怪怪な偶然の重なりだった。
- 彼の説明はあまりに奇奇怪怪で、聞いていた人々は事情を理解できなかった。
分類
類義語
対義語
- 平々凡々
- 平穏無事