天旋地転
読み方
てんせんちてん
意味
天地が激しく回転するかのように、世の中の情勢や物事が根本から大きく変わること。また、非常に激しい変動や混乱が起こることをいう。個人の運命や社会情勢の急激な変化を表す際にも用いる。
由来
中国・唐代の詩人、白居易(772~846)の長編詩『長恨歌』にある「天旋地転回龍馭(天旋地転して龍馭を回らす)」に由来する。『長恨歌』はおよそ806年(元和元年)ごろに作られたとされる。もとは天地が回るほどの大きな動きを表し、後に激しい変動・大変革の意味で用いられるようになった。
備考
主に文章語として用いられる、規模の大きい激変を表す語。単に忙しいことや小さな変化には通常用いない。「天地がひっくり返るほど」の強い変動という誇張を含む。
例文
- 戦争の終結は、国の政治と人々の暮らしを天旋地転させるほどの大事件だった。
- 新技術の登場によって業界は天旋地転の変化を迎え、従来の常識が通用しなくなった。
- その知らせを受けた彼の人生は、まさに天旋地転といえる転機を迎えた。
類義語
- 天変地異
- 天地変動
- 激動怒濤
- 翻天覆地
- 沧海桑田