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大死大活

読み方:だいし たいかつ

意味

禅で、自己・我執への執着を徹底的に断ち切る「大死」を経て、悟りによる自由自在で新しい生を得る「大活」に至ること。転じて、古い自分や考え方を根本から捨て、大きく生まれ変わることもいう。

由来

中国禅の語。宋代・12世紀初めに編まれた禅の公案集『碧巌録』に見える「大死底人却活、活底人却死(大死した者はかえって活き、生に執着する者はかえって死す)」などの思想を背景とする。「大死」は我執を死に切らせること、「大活」は悟りによって自在に生きることを表す。日本には禅宗の伝来とともに受容された。

備考

本来は禅宗の悟りに関する語であり、実際の死を意味しない。現代では、古い自分を捨てて再出発するという比喩にも用いられるが、日常会話ではまれ。

例文

  • 師は、悟りには自己への執着を断ち切る大死大活の体験が必要だと説いた。
  • 彼は挫折を機に、それまでの価値観を捨てて大死大活を遂げたように見える。
  • 公案に長く取り組んだ僧は、大死大活の境地を目指して修行を続けた。

分類

類義語

この四字熟語に使われている漢字