大功告成
読み方
たいこう こくせい
意味
大きな仕事・事業・計画などを、苦労の末に完全に成し遂げること。「告成」は完成したことを告げる意であり、長年の努力を要した大事業が完成した場面で用いる。
由来
中国の古典『書経』の「禹貢」にある、治水を成し遂げた禹について述べる「禹錫玄圭、告厥成功(禹に玄圭を賜い、その成功を告ぐ)」に基づく。「大きな功績が完成した」という意味で「大功告成」となった。「禹貢」の成立時期には諸説あるが、戦国時代ごろ(紀元前5~3世紀ごろ)に整えられたと考えられている。
分類・構成
備考
日常会話よりも、式辞・報道・文章などで用いられやすい表現。「告成」は「こくせい」と読み、「完成を告げる」の意。「大功完成」などとは通常いわない。
誤用・混同注意
- 「たいこうこうせい」と読むのは誤りで、正しくは「たいこうこくせい」。
- 「大功完成」は一般的な四字熟語ではなく、正しくは「大功告成」。
例文
- 長年にわたる文化財の復元事業は、最後の工程を終えてついに大功告成となった。
- 研究チームは十年越しの新薬開発を成功させ、大功告成を祝った。
- 両者が最終合意書に署名すれば、難航していた交渉も大功告成だ。