器宇不凡
読み方:きう ふぼん
意味
度量・才能・人格、または人に備わる気品や態度が、普通の人より格段に優れていて、平凡ではないこと。主に、将来性や大人物としての風格を感じさせる人物をほめていう。
由来
「器宇」は、もともと人を受け入れる度量・器量、転じて人柄や風采・態度を表す漢語である。「不凡」は「平凡ではない」の意。これらを結んで、人並みでない人物の器量や風格をいうようになった。特定の故事や成立年代を示す確かな典拠は不詳である。
備考
人の度量・人格・風格をほめる、やや文章語的で改まった表現。「器宇不凡な人物」のように用いる。「器宇非凡」とも表記する。
別表記
- 器宇非凡
誤用・混同注意
- 「器宇」を単に器物や宇宙の意味と解するのは誤りで、この語では人の度量・風采をいう。
- 「器宇不犯」などと書かない。「不凡」が正しい。
例文
- 彼は若いながらも器宇不凡の人物として、周囲から大きな期待を寄せられていた。
- 知識の豊富さだけでなく、落ち着いた受け答えに器宇不凡の風格が感じられた。
- 伝記には、その政治家が少年時代から器宇不凡の片鱗を見せていたと記されている。
分類
類義語
- 器量不凡
- 気宇軒昂
- 非凡卓越
対義語
- 平々凡々
- 平凡無奇
- 凡庸