哀哀切切
読み方
あいあい せつせつ
意味
非常に悲しく、哀れで、悲しみが心に深く迫るさま。「哀哀」はこの上なく悲しいさま、「切切」は気持ちが切実で胸に強く感じられるさまを表す。悲痛な声・訴え・思いなどについて用いる、やや文語的な表現。
由来
「哀哀(あいあい)」と「切切(せつせつ)」を重ねた漢語的表現である。「哀哀」は深い悲しみを、「切切」は感情が切実に迫ることをいう。特定の一書を典拠とする故事成語としての出典や、正確な成立時期は明確ではない。日本語では漢文調・文語調の表現として定着している。
分類・構成
備考
日常会話ではあまり用いない、硬く文語的な語。悲しい出来事そのものよりも、それによって生じた切実で深い悲しみ、声、訴え、心情などを修飾することが多い。
例文
- 遺族の哀哀切切たる訴えに、会場は深い静寂に包まれた。
- 手紙には、故郷を失った人々の哀哀切切たる思いが綴られていた。
- 舞台から響く哀哀切切たる歌声が、聴衆の胸を打った。
類義語
- 哀切痛心
- 断腸之痛
- 悲痛慷慨