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同文同軌

読み方:どうぶん どうき

意味

文字の書き方と車輪の幅(車の通るわだち)を全国で同じにすること。転じて、制度・文化・規格などが広い範囲で統一され、国家や社会が一つにまとまっている状態をいう。

由来

中国古典『礼記』の「中庸」にある「今天下、車同軌、書同文、行同倫(今、天下は車は軌を同じくし、書は文を同じくし、行いは倫を同じくする)」に基づく。成立は前漢期(紀元前2~前1世紀ごろ)とされる『礼記』の文章で、天下が統一され、車輪の規格や文字が共通している状態を表した。「同文同軌」はこの表現を四字にまとめた語である。

備考

主に中国の天下統一や、制度・規格の統一を説明する硬い文章語。字義上の「文」は文章ではなく文字・書き言葉、「軌」は車輪の通るわだちや車輪幅を指す。日常会話で使うことは多くない。

補足

  • 「同文同規」と書くのは誤り。正しくは、車輪のわだちを表す「軌」を用いて「同文同軌」という。
  • 「同じ文章を書く」という意味ではない。「文」は文字・書き言葉の統一を指す。

例文

  • 新政権は、法令や度量衡を整備し、同文同軌の国家を目指した。
  • 共通の文字コードと技術規格を採用することは、情報社会における同文同軌の基盤となる。
  • 交通網や教育制度が全国に行き渡り、地域差は残りつつも同文同軌が進んだ。

分類

類義語

対義語

この四字熟語に使われている漢字