群雄割拠
読み方:ぐんゆう かっきょ
意味
多くの英雄・実力者がそれぞれ勢力をもち、各地を分けて支配し、互いに対立・競争していること。主に、政情が不安定で統一権力がなく、複数の勢力が覇権を争う時代や状況についていう。
由来
中国後漢末の混乱を背景とする語で、5世紀頃に成立した歴史書『後漢書』の「袁紹伝」に見える「群雄割拠」に基づく。豪傑たちが蜂起し、それぞれ州や郡を占有して勢力を張る状況を表した。日本では戦国時代など、複数の有力者が各地で争う状況にも用いられる。
備考
本来は政治・軍事上の複数勢力が地域を占めて争うことをいう。現代では、業界・市場・スポーツ界などで有力な競争相手が多数いる状況にも比喩的に使う。
別表記
- 群雄割據
補足
- 「群雄割居」と書くのは誤りで、正しくは「群雄割拠」。
- 単に有力者が多いだけではなく、それぞれが勢力圏を占めて対立している状況を表す。
例文
- 中央政府の力が弱まると、各地で有力な武将が群雄割拠する時代に入った。
- この地域の市場は大手企業から新興企業までが群雄割拠しており、競争が激しい。
- 戦国時代は、各地の大名が群雄割拠し、天下統一を目指して争った。
分類
類義語
- 群雄争覇
- 諸侯割拠
- 群雄逐鹿
対義語
- 天下統一
- 一統天下