可歌可泣
読み方:かか かきゅう
意味
歌にしてたたえたいほど素晴らしく、また涙が出るほど深く心を動かされること。人の行為・功績・生涯や、悲壮で感動的な出来事などを形容する。
由来
中国・清代の詩人・批評家である趙翼(1727~1814)の詩論書『甌北詩話』に見える語とされる。18世紀後半に成立した同書で、「歌うに値し、泣くに値する」、すなわち称賛と感動の両方を呼び起こすことを表した。
備考
「歌えて泣ける作品」という意味ではなく、称賛したいほど立派で、涙するほど感動的な行為・事実をいう。英雄的な功績、献身、悲壮な出来事などに用いることが多い。
誤用・混同注意
- 「歌えて泣ける」という意味に限定して解釈するのは不正確。実際には、称賛と深い感動に値する行為・出来事を形容する。
例文
- 災害現場で住民を救い続けた消防隊員たちの行動は、まさに可歌可泣であった。
- 彼女の困難に屈しない生涯は、可歌可泣の物語として語り継がれている。
- この記録映画には、名もない人々の可歌可泣の努力が描かれている。
分類
類義語
- 感慨無量
- 胸を打つ
- 感動至極