感慨無量
読み方:かんがい むりょう
意味
物事に接して心に深く感じ入り、その思いがはかり知れないほど大きいこと。「感慨」は過去の経験や目の前の出来事に対してしみじみと感じる気持ち、「無量」は量りきれないほど多大である意。達成・再会・節目などで、深い喜び、感動、感傷などを表す。
由来
「感慨」は深く心に感じて思いを抱くこと、「無量」は数量ではかれないほど大きいことを表す漢語である。この二語を組み合わせて、感動や思いが非常に深いことをいう四字熟語として定着した。特定の中国古典を典拠とする故事成語としての出典・成立年代は明確ではない。
備考
喜びだけでなく、懐かしさ・苦労・感傷など、さまざまな深い思いを含んで用いる。主に人生の節目や長年の努力が実った場面で使われる、やや改まった表現。
補足
- 「感概無量」と書くのは誤り。正しくは「感慨無量」。
- 単に「とても感動した」の意味に限らず、過去を振り返るしみじみとした思いも含む。
例文
- 長年取り組んできた研究が完成し、感慨無量の面持ちで発表の日を迎えた。
- 卒業式で恩師の言葉を聞き、四年間を思い返して感慨無量だった。
- 創業時から支えてくれた仲間と周年を祝うことができ、社長は感慨無量だと語った。
分類
類義語
- 感慨深い
- 感慨一入
- 感慨万千
- 万感胸に迫る
対義語
- 無感動
- 冷静沈着