古今稀有
読み方
ここん けう
意味
昔から現在に至るまで、ほとんど例がないほど非常に珍しいこと。また、そのように際立って優れた人物・事物をいう。「古今」は昔と今、「稀有」はめったにないことを表す。
由来
中国の古典漢語で古い時代から現代までを表す「古今」と、非常にまれであることを表す「稀有」から成る表現である。特定の一つの故事や確定した初出典・成立年は明らかではないが、漢文・漢語の伝統を通じて日本語にも定着した。
分類・構成
備考
文章語的で、非常な希少性や卓越性を強調する際に用いる。通常は「ここんけう」と読む。「稀有」は「希有」とも書くため、「古今希有」という表記もある。
誤用・混同注意
- 「ここんきゆう」とは通常読まない。標準的な読みは「ここんけう」。
- 「稀有」を「希有」と書く異表記があるが、意味・読みは同じ。
- 「未曾有」と混同しない。「未曾有」は「みぞう」と読む別の語である。
例文
- この発見は、科学史上でも古今稀有の成果として高く評価されている。
- 彼は技術だけでなく人格も優れており、古今稀有の名選手だと称賛された。
- これほど保存状態のよい資料は古今稀有で、研究者たちは慎重に調査を進めた。
類義語
対義語
- ありふれたもの
- 平凡なもの
- 日常茶飯