口角春風
読み方
こうかく しゅんぷう
意味
口元が春風に触れたようにやわらぎ、にこやかで穏やかな表情をしていること。多くは「口角春風を含む」の形で用い、親しみや喜びを感じさせるほほえみを表す。
由来
中国・北宋期(11世紀後半)の儒学者である程顥・程頤の言行を伝える『程氏外書』に見える表現とされる。「口角」は口の両端、「春風」は人を心地よくさせる春の風であり、口元に春風があるかのような、やわらかく朗らかな表情をたとえたもの。
分類・構成
備考
単独でも四字熟語として扱われるが、実際には「口角春風を含む」「口角に春風を含む」の形で使うことが多い。大笑いではなく、上品でやわらかなほほえみをいう。
例文
- 初対面の来客にも、彼女は口角春風を含んで丁寧に応対した。
- 合格の知らせを受けた父は、口角春風を含む表情で子どもを迎えた。
- 祖父は孫の話を聞きながら、終始口角春風を含んでいた。
類義語
対義語
- 愁眉苦顔
- 苦虫を噛み潰したような顔