去偽存真
読み方:きょぎ そんしん
意味
偽りや見せかけ、誤ったものを取り除き、本当のこと・本物・本質だけを残すこと。情報や資料を吟味して真実を見極めること、また芸術品などから偽物を除いて真作を残すことにもいう。
由来
中国・北宋時代の禅僧、惟白が編んだ仏教語録『続伝灯録』に見える語とされる。成立は11世紀末から12世紀初め頃(1101年頃)で、「偽を去り、真を存する」、すなわち虚偽を除いて真実を保つ意から成り立った。
備考
主に文章語・硬い表現として用いる。「偽を捨てて真を残す」という意味で、情報の検証、学問、鑑定、報道などの文脈に適する。
別表記
- 去偽存眞
例文
- 研究者は史料を丹念に照合し、去偽存真の姿勢で歴史的事実を検証した。
- インターネット上の情報には誤りも多いため、去偽存真して信頼できる情報を選ぶ必要がある。
- 鑑定家たちは去偽存真を重ね、数多くの作品の中から真作を特定した。
分類
類義語
- 去粗取精
- 披沙揀金
- 淘沙取金
対義語
- 以偽乱真
- 真贋不分