勢如破竹
読み方
せい じょ はちく
意味
勢いが非常に強く、少しも妨げられずに物事が進むこと。竹は最初の節を割れば、あとは次々と容易に割れることから、いったん勢いづいた軍勢・事業・人気などが、抵抗を受けずに進展する様子をいう。
由来
中国の正史『晋書』杜預伝に由来する。西晋の武将・杜預が呉を討つ際、すでに軍の威勢が盛んなので「竹を割るようなものだ。数節の後は刃に向かって自然に解ける」と述べた故事による。故事の時代は西晋の280年ごろで、『晋書』自体は唐代の648年に成立した。
分類・構成
備考
現在は「勢如破竹」単独よりも、「勢如破竹の勢い」「破竹の勢い」の形で用いることが多い。主に軍勢、事業、人気、競技成績など、急速で止めがたい発展を表す前向きな表現である。
誤用・混同注意
- 「せいにょはちく」と読むのは誤りで、正しくは「せいじょはちく」。
- 「勢い如破竹」は定着した四字熟語ではない。通常は「勢如破竹」または「破竹の勢い」という。
例文
- 新製品は口コミで評判が広がり、販売は勢如破竹の伸びを見せた。
- そのチームは初戦の勝利をきっかけに勢如破竹の快進撃を続け、優勝を果たした。
- 改革への支持が勢如破竹の勢いで高まり、法案は短期間で可決された。
類義語
対義語
- 意気消沈
- 勢力衰微
- 沈滞不振