刻苦自励
読み方
こっく じれい
意味
非常な苦労や困難に耐えながら、自分自身を励まして努力を重ねること。「刻苦」は身を削るような苦しみを経験して努力すること、「自励」は自分で自分を励ますことをいう。学問・仕事・修養などにひたむきに取り組む様子を表す。
由来
「刻苦」と「自励」を組み合わせた漢語的な四字熟語である。「刻苦」は苦労に耐えて努めること、「自励」は自らを励まして努力することを意味する。中国古典の特定の一文を直接の典拠とする故事成語としての出典・成立年代は明確ではないが、漢文訓読や近代以降の文章語の中で用いられ、日本語の四字熟語として定着したと考えられる。
分類・構成
備考
主に文章語・改まった表現で、学問、仕事、修行などへのひたむきな努力を褒める際に用いる。「刻苦」は単なる苦労ではなく、苦しさに耐えて努力するという強い語感をもつ。
例文
- 彼は刻苦自励を重ね、働きながら難関資格に合格した。
- 若い研究者には、結果がすぐに出なくても刻苦自励する姿勢が求められる。
- 祖父の刻苦自励の人生は、家族に努力の大切さを伝えている。
類義語
対義語
- 安逸懈怠
- 怠惰放逸