冷汗三斗
読み方:れいかん さんと
意味
非常に恐ろしい思いをしたり、ひどく恥ずかしい思いをしたりして、冷や汗を大量にかくこと。「三斗」はきわめて多い量を誇張して表す語であり、実際の量をいうものではない。
由来
中国・南朝宋の逸話集『世説新語』に由来するとされる。成立は5世紀ごろ(おおむね430年代)である。「冷汗」は恐怖や羞恥による冷や汗、「三斗」は非常に多い量の誇張表現で、冷や汗が大量に出るほどの強い動揺を表した。
備考
主に恐怖・緊張・羞恥などで強く動揺した場面に用いる。「三斗」は古い容量単位を借りた誇張で、文字どおりの量ではない。やや硬い表現である。
例文
- 大勢の前で名前を呼び間違え、冷汗三斗の思いをした。
- 締め切り当日にデータが消えたときは、まさに冷汗三斗だった。
- 上司から不正の有無を尋ねられ、事情を知らない彼も冷汗三斗の面持ちになった。
分類
類義語
- 汗顔無地
- 戦戦恐恐
- 冷や汗をかく
- 冷汗淋漓