促膝談心
読み方:そくしつ だんしん
意味
互いに膝を近づけて座り、心の内を打ち明けながら親しく語り合うこと。形式的な会話ではなく、相手との隔たりをなくして率直に話す場面をいう。
由来
中国・唐代の文人、韓愈(768~824)の書簡「与孟尚書書」に見える語とされる。おおむね9世紀初めの表現で、「促膝」は膝を近づけること、「談心」は心の内を語ることを表す。これが日本で四字熟語として定着した。
備考
親密で率直な話し合いを表す、やや硬い書き言葉。単に雑談する意味ではなく、心を開いて深く語り合うというニュアンスがある。
誤用・混同注意
- 「促膝」を「そくひざ」や「そくひつ」と読まない。正しい読みは「そくしつ」。
- 単なる世間話・雑談の意味で用いるのは不適切で、率直に心中を語り合う場面に用いる。
例文
- 長年の誤解を解くため、二人は店の奥で促膝談心した。
- 研修の後、上司と若手社員が促膝談心する機会が設けられた。
- 父と促膝談心したことで、進路についての不安を素直に伝えられた。
分類
類義語
- 推心置腹
- 膝を交えて語る
- 腹を割って話す
- 打ち解けて話す