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以小博大

読み方

いしょう はくだい

意味

小さな資金・労力・勢力などをもとにして、大きな利益や成果を得ようとすること。「小を以て大を博す」、すなわち小さいものによって大きいものを勝ち取るという意である。投資・商売・勝負などで、少ない投入から大きな見返りを狙う場面に用いる。

由来

中国語の「小を以て大を博す」という表現に由来する。清末の李宝嘉による風刺小説『官場現形記』(1903年ごろから発表)に用例があるとされる。「以」は「〜を用いて」、「博」は「得る・勝ち取る」の意であり、小さな元手で大きなものを得るという構成である。

分類・構成

備考

「博」は「博識」のような広いという意味ではなく、「得る・勝ち取る」の意。投資や投機、勝負の文脈で使われることが多いが、大きな利益が保証されるという意味ではない。

誤用・混同注意

  • 「以少博大」とするのは一般的な表記ではない。標準的な四字熟語の表記は「以小博大」。
  • 「博」を「搏」と書き換えない。日本語の四字熟語としては通常「以小博大」と表記する。

例文

  • 限られた広告費をSNSに集中させ、以小博大の成果を狙った。
  • 彼は少額の資金から事業を始め、以小博大を目指して独自の商品を売り出した。
  • 地方の小さな店が特色ある商品で全国に販路を広げた例は、以小博大の成功例といえる。

類義語

  • 一攫千金
  • 少ない元手で大きな利益を得ること

対義語

  • 得小失大
  • 小利大損

この四字熟語に使われている漢字