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人言可畏

読み方

じんげん かい

意味

世間の人々の言葉、特にうわさや非難には、人を傷つけたり、事実以上に広まったりする恐るべき力があるということ。人の評判や世論を軽視してはならないという戒めを表す。

由来

中国最古の詩歌集である「詩経」鄭風・将仲子にある「人之多言、亦可畏也(人の多言も、また畏るべし)」に由来する。春秋時代ごろ(紀元前8~5世紀ごろ)の詩とされ、周囲の人々によるうわさや非難を恐れる心情を詠んだ句から、「人の言葉は恐ろしい」の意で用いられるようになった。

分類・構成

備考

主に、世評・悪評・流言が持つ影響力の大きさをいう。単に「人と話すのが怖い」という意味ではない。やや硬い文章語で、社会的なうわさや批判を論じる場面で使われる。

誤用・混同注意

  • 「人言」を「にんげん」と読んで「にんげんかい」とするのは誤り。正しくは「じんげんかい」。
  • 単に人前で発言することへの恐怖を表す語だと解するのは不正確で、世間のうわさや批判の怖さをいう。

例文

  • 根拠のない投稿がSNSで瞬く間に拡散され、人言可畏を痛感した。
  • 当人に確かめずにうわさを広めるのは、人言可畏というべき行為だ。
  • 企業は人言可畏を心得て、問題が起きた際には迅速かつ誠実に説明する必要がある。

類義語

この四字熟語に使われている漢字