亘古未有
読み方:こうこ みゆう
意味
遠い昔から現在まで、一度も存在しなかったこと。これまでの歴史に例がないほど珍しい出来事や、前例のない事態をいう。
由来
中国の正史である北斉書の「王紘伝」に見える故事に由来するとされる。北斉(550~577年)時代の事績を記した記録に基づく表現で、北斉書そのものは唐代の636年ごろに成立した。「亘古」は遠い昔から長い時代を経ること、「未有」はまだ存在しないことを表す。
備考
改まった文章や演説で、歴史的な規模の出来事を強調する際に用いる。日常の小さな新しさに使うと大げさに響く。
誤用・混同注意
- 「恒古未有」と書くのは誤りで、正しくは「亘古未有」。
- 「亘古未曾有」は「未曾有」と混同した五字の類似表現であり、本語は四字で「亘古未有」とする。
例文
- この発見は、科学史上でも亘古未有の成果として高く評価された。
- 未曽有の災害に対応するため、政府は亘古未有の規模で支援策を実施した。
- 両国が同時に協定へ署名したことは、外交史において亘古未有の出来事だった。
分類
類義語
対義語
- 平々凡々
- 日常茶飯