雨夜の月
読み方
あまよ の つき
意味
雨の降る夜には月があっても雲や雨に遮られて見えないことから、存在しているらしいが姿や実態を確認できず、はっきりしないもののたとえ。
由来
雨の降る夜には、空に月が出ていても雨雲などに遮られて見えないという自然の情景に由来する表現です。この「見えない月」を、存在は推測できても実態がつかめない事柄にたとえました。特定の初出文献や成立年代は明確ではありません。
分類・由来
備考
「あまよのつき」と読む、やや古風で文章語的な比喩です。月の美しさを述べるよりも、「見えにくい」「実態が不明である」という意味で用いられます。
例文
- 新事業の計画はまだ公表されておらず、社員にとっては雨夜の月だ。
- 記録がほとんど残っていないため、その武将の実像は雨夜の月のままである。
- 説明が抽象的すぎて、候補者の具体的な政策は有権者には雨夜の月に感じられた。
類義語
対義語
- 一目瞭然
- 火を見るより明らか
- 白日の下