金のなる木はない
読み方:かね の なる き は ない
意味
金が果実のように自然に手に入る便利な方法はなく、収入や財産を得るには働きや努力、時間が必要だという戒め。安易にもうかる話を信じたり、収入以上に金を使ったりすることをたしなめる際に用いる。
由来
金が木に実るように自然に得られることはない、というたとえから生まれた日本のことわざである。正確な初出や成立年は不詳だが、近世以降に伝わる尾張いろはかるたでは「か」の札として採られており、地域の生活感覚を反映した教訓として定着した。
備考
「金のなる木」は観葉植物(花月・クラッスラ)の通称でもあるが、このことわざでは比喩的に用いる。尾張いろはかるたの「か」の札として知られる。
別表記
- 金の成る木はない
- 金のなる木は無い
例文
- 楽をして大金を得ようとしても、金のなる木はないのだから、地道に働こう。
- 子どもが次々に物を欲しがるので、「金のなる木はないんだから、必要な物を選びなさい」と諭した。
- うますぎる投資話を前にして、父は「金のなる木はない。契約内容をよく確かめなさい」と注意した。