ただより高いものはない
読み方
ただ より たかい もの は ない意味
「無料だから得だ」と思って受け取ると、後で義理・見返り・手数料・契約上の負担などが生じ、結局は高くつくことがあるという戒め。無償に見えるものほど、隠れた代償や責任に注意せよという意味。由来
成立年は不詳。金銭や贈答、商取引において「ただで受けたものには後で義理や返礼が伴う」という庶民の経験則から生まれた言い回しとされる。近世、少なくとも江戸時代以降の生活感覚に根ざして広まったと考えられるが、特定の出典は明らかでない。備考
現代では無料サービス、キャンペーン、投資話などへの警戒にもよく使う。相手の善意を疑う言い方にもなるため、使う場面には注意が必要。例文
- 無料セミナーだと思って参加したら高額な教材を勧められた。まさに、ただより高いものはないね。
- 友人の紹介でただでもらった車だったが、修理代がかさんで、ただより高いものはないと痛感した。
- 初月無料のサービスに登録する前に解約条件を確認しよう。ただより高いものはないこともある。
- 親切で仕事を手伝ってもらったら、後で大きな頼み事をされた。ただより高いものはないとはこのことだ。
- 無料プレゼントにつられて個人情報を入力するのは危険だよ。ただより高いものはないというからね。
類義語
- うまい話には裏がある
- 甘い話には罠がある
- 世の中にうまい話はない
- 安物買いの銭失い
- タダほど怖いものはない
対義語
- ただほど安いものはない
- 無償の善意
- 安くて良いものもある