通る神にも木戸叩け
読み方:とおる かみ にも きど たたけ
意味
どれほど身近な相手や、気軽に立ち寄れる場所であっても、訪問するときにはきちんと声をかけたり、許しを得たりする礼儀が必要だということ。「通る神」に対してさえ木戸を叩くのだから、人が他人の家や領域に入る際にはなおさら礼を尽くすべきだ、という教え。
由来
成立時期・初出は未詳の日本のことわざである。かつて家や屋敷の出入口に設けられた「木戸」を、訪問者が叩いて在宅を知らせたり入る許しを求めたりした生活習慣に基づく。「通る神」でさえ木戸を叩くという誇張によって、訪問時の礼儀の大切さを説いている。
備考
「木戸を叩く」は、訪問を知らせて入る許可を求めることのたとえ。現代では実際の訪問だけでなく、会話への参加、職場の部屋への入室、連絡の仕方などにも用いる。
例文
- 急な用事でも、相手の家に上がる前には必ず一声かけよう。通る神にも木戸叩け、というからね。
- 親しい取引先だからといって、予約なしで会議室に入るのはよくない。通る神にも木戸叩けの心構えが必要だ。
- 子どもたちには、友達の部屋へ入る前にノックするよう教えている。通る神にも木戸叩け、だよ。
分類
類義語
対義語
- 無遠慮
- 傍若無人
- 礼儀知らず