足の裏の飯粒
読み方
あし の うら の めしつぶ
意味
主に学位・学歴・資格などについて、持っていないと気になったり不利に感じたりする一方、取得してもそれ自体が生活を支えるほどの実益をもたらすとは限らない、というたとえ。足の裏に付いた飯粒は放置すれば気になるが、取っても食べられないことになぞらえる。
由来
足の裏に付いた飯粒は、放っておけば気になるが、取り除いても食べられないという状況を、学位・学歴などにたとえた日本語表現である。成立した時期や最初の出典は未詳。「足の裏の米粒」「足の裏のご飯粒」ともいい、近現代に教育や資格を論じる文脈で用いられてきた。
分類・由来
備考
学問や資格の価値を一面的に低く見る響きがあるため、他人の学歴・学位を評する際には失礼になり得る。自嘲や制度への批評として使われることが多い。
例文
- 「修士号は足の裏の飯粒だ」と言う人もいるが、研究で得た知識まで無価値になるわけではない。
- 彼は、持っていないと不安だが取ってもすぐ収入になるわけではない資格を、足の裏の飯粒にたとえた。
- 就職活動では学歴が足の裏の飯粒のように扱われることもあるが、実務経験も重要だ。
類義語
- 足の裏の米粒
- 足の裏のご飯粒
対義語
- 学問は身を助く
- 芸は身を助く