索麺で首括る
読み方:そうめんで くびを くくる
意味
細くて切れやすい索麺では首をつっても体を支えられないことから、手段や条件が不十分で、到底成功・実現できないこと、または無理な企てをいう。
由来
「索麺」は「素麺」の異表記である。細く弱い索麺を首つりの縄にするという、明らかに不可能な情景をたとえにした表現である。成立時期や最初の用例は明確ではないが、江戸時代の上方いろはかるたでは「そ」の札として知られており、近世には定着していたと考えられる。
備考
「索麺」は「素麺」の異表記。上方いろはかるたの「そ」の札として知られる。首つりを連想させる表現のため、現代の会話では相手や場面への配慮が必要である。
別表記
- 素麺で首をくくる
- 索麺で首をくくる
- そうめんで首をくくる
- 素麺で首くくる
誤用・混同注意
- 「索麺」を誤字とみなすのは誤りで、「素麺」の異表記である。
- 文字どおり首をつる行為を述べる語ではなく、実現不可能な企てをいう比喩である。
例文
- 部品も予算もないのに一週間で修理を終えるなんて、索麺で首括るような計画だ。
- 経験のない新人だけで大事な案件を任せるのは、索麺で首をくくるようなものだ。
- 彼の要求どおりの品質をその値段で出すのは索麺で首括るに等しい、と担当者は説明した。