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立って居て用をたす者は電信柱と郵便箱

読み方:たって いて ようを たす ものは でんしんばしらと ゆうびんばこ

意味

立ったままで本来の役目を果たしているものは、電信柱と郵便箱だ、という意味のユーモラスな言い回し。電信柱は電線を支え、郵便箱は郵便物を受け入れるため、どちらも動かず立ったまま用を果たしていることを面白く表現したものである。

由来

成立した正確な年や作者は不詳。尾張いろはかるたの「た」の札として伝わる文句である。「電信柱」と「郵便箱」が登場するため、電信・郵便設備が普及した明治時代以後に生まれた近代的な表現と考えられる。

備考

「用をたす」には排泄する意味もあるが、ここでは「役目・目的を果たす」の意を利用したしゃれ。現在は「電信柱」より「電柱」と呼ぶことが多い。

別表記

  • 立って居て用を足す者は電信柱と郵便箱
  • 立っていて用を足すものは電信柱と郵便箱
  • 立って居て用をたすものは電信柱と郵便箱

誤用・混同注意

  • 電信柱や郵便箱のそばで立ち小便をするという意味ではない。「用をたす」を「役目を果たす」の意で用いた言葉遊びである。

例文

  • 町角のポストを見た祖父が、「立って居て用をたす者は電信柱と郵便箱、という尾張かるたの札があった」と教えてくれた。
  • 立ったまま黙々と役目を果たす電柱とポストを見て、「立って居て用をたす者は電信柱と郵便箱」と冗談めかして言った。
  • この札は、「立って居て用をたす者は電信柱と郵便箱」という、近代的な設備を題材にした言葉遊びである。

分類

このことわざに使われている漢字