病は馬で来て牛で去る
読み方
やまい は うま で きて うし で さる
意味
病気は馬が駆けるように急にやって来るが、治るときは牛の歩みのようにゆっくりである、という意味。発病は早くても、回復には時間がかかることをたとえる。焦らずに療養を続ける必要があるという戒めも含む。
由来
西洋に伝わる「病気は馬に乗って来て、徒歩で去る(Illness comes on horseback, but goes away on foot.)」という趣旨のことわざを日本語化した表現とされる。原典となる国・言語や成立年代は諸説あり、正確には特定されていない。日本でいつ頃から定着したかも明確ではない。
分類・由来
備考
「馬」は発病の速さ、「牛」は回復の遅さを表す。日常会話では、病後の無理や自己判断を戒める場面で用いられる。医学的な助言そのものではないため、治療は医療者の指示に従う。
例文
- 風邪は治ったと思っても無理をしてはいけない。病は馬で来て牛で去るというから、しばらく休もう。
- 手術後の回復には時間がかかる。まさに病は馬で来て牛で去る、ということだ。
- 症状が軽くなったからといって薬をやめるのは早い。病は馬で来て牛で去るともいう。
類義語
- 病は山の如く入り、糸を抽くが如く出ず
- 病来たりて山の如く、病去りて糸を抽くが如し