男子の一言金鉄の如し
読み方
だんし の いちげん きんてつ の ごとし
意味
成人男性が一度口にした約束や発言は、金や鉄のように堅固で、決して翻してはならないという戒め。転じて、約束を守り、自分の発言に責任を持つべきだという意味である。現在では、性別を問わず「言葉には責任を持つ」という趣旨で引用されることもある。
由来
「金鉄」は金や鉄のように堅固で、容易には変わらないものを表す語である。「男子の一言」を金鉄になぞらえ、いったん口にした約束は守るべきだと説いた成句。正確な初出・成立時期や特定の典拠は不詳で、中国古典風の語彙・表現を用いたことわざとして定着した。
備考
「男子」は本来、成人男性を指す。現代では性別役割を強く感じさせる場合があるため、日常では「約束は守る」「発言に責任を持つ」などと言い換えることも多い。
例文
- 部長は「男子の一言金鉄の如しだ」と言い、納期までに必ず納品すると約束した。
- いったん引き受けた以上、男子の一言金鉄の如しのつもりで、最後まで責任を果たした。
- 彼は約束を簡単に撤回したので、男子の一言金鉄の如しとは言い難かった。
類義語
対義語
- 朝令暮改
- 二枚舌
- 有言不実行
- 言行不一致