瓢箪から駒が出る
読み方:ひょうたん から こま が でる
意味
瓢箪のような小さな容器から馬(駒)が出てくるはずがないことから、思いもかけないこと、ありそうもないことが現実に起こることをいう。冗談や偶然の出来事が、予想外に本当になる場合にも用いる。
由来
瓢箪から馬が出るという、現実にはあり得ない取り合わせに基づくたとえである。正確な初出や成立年は明らかではないが、江戸時代に広まり、江戸いろはかるたの「ひ」の札として定着した。近世(17~19世紀)以来のことわざとして知られる。
備考
江戸いろはかるたの「ひ」の札。単に「思いがけない幸運」の意味に限らず、あり得そうにない出来事や、冗談が本当になることにも使う。
別表記
- 瓢箪から駒
- ひょうたんから駒が出る
- ひょうたんから駒
誤用・混同注意
- 「棚から牡丹餅」と同じく、必ず幸運が転がり込む意味だと限定して解釈するのは不正確。予想外・不可能そうな出来事一般を表す。
- 「駒」を将棋の駒のことだとする解釈は誤り。この場合の「駒」は馬、特に小馬を指す。
例文
- 何気なく出した企画案が採用されるとは、まさに瓢箪から駒が出るような話だ。
- 冗談で言った予想が当たってしまい、瓢箪から駒が出たと皆で驚いた。
- 偶然見つけた古い箱から貴重な資料が出てきた。瓢箪から駒が出るとはこのことだ。