物は言いよう、餅は食いよう
読み方:もの は いいよう、もち は くいよう
意味
同じ内容でも、言葉の選び方や伝え方によって、相手に与える印象や受け取られ方は大きく変わるということ。また、餅に食べ方があるように、物事にはそれぞれ適したやり方があるというたとえでもある。
由来
餅は食べ方によって味わいや食べやすさが異なり、言葉も言い方によって相手の受け止め方が変わることを並べた、日本の民間的なことわざである。成立した年代や最初の出典を特定できる確かな資料は不明である。
備考
相手をだましたり、都合よく言いくるめたりする意味ではなく、内容に応じた配慮ある表現や適切な方法の大切さを説く際に用いる。現在は「物は言いよう」と略してもよく使われる。
例文
- 同じ注意でも、「ここを直してくれると助かる」と言えばよい。物は言いよう、餅は食いようだ。
- 値上げの知らせも、事情と感謝を添えて丁寧に説明した。物は言いよう、餅は食いようというからだ。
- 断るときにただ「無理です」と言うのではなく、代案を示したほうがよい。物は言いよう、餅は食いようである。
分類
類義語
- 物は言いよう
- 言い方一つ
- 言葉一つで千両損する