時移れば所変わる
読み方:とき うつれば ところ かわる
意味
時代や時勢が移り変われば、それに伴って社会の状況、土地の様子、習慣、人々の考え方なども変化するということ。昔の常識や方法が、時代が変わった後にもそのまま通用するとは限らないことをいう。
由来
明確な初出や成立年代は未詳である。時の経過により世の中や身の回りの状況が変わるという、古くからの生活実感を表した日本のことわざとされる。「所変われば品変わる」と近い発想をもつ表現である。
備考
主に、時代の変化に伴う社会・環境・価値観の変化についていう。単に引っ越して場所が変わるという意味ではない。
別表記
- 時が移れば所変わる
誤用・混同注意
- 単に時間がたてば住んでいる場所が変わる、という文字どおりの意味で解するのは不十分。時勢の変化に伴って周囲の事情や価値観が変わることをいう。
例文
- 十年前には小さな商店街だった地域が、高層ビルの立ち並ぶ街になっていた。まさに時移れば所変わるだ。
- 働き方も連絡手段も大きく変わったのだから、昔のやり方に固執できない。時移れば所変わるというものだ。
- 久しぶりに故郷を訪れると駅前の景色が一変していて、時移れば所変わることを実感した。
分類
類義語
対義語
- 万古不易
- 不易不変