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平和を欲すれば戦争に備えよ

読み方:へいわを ほっすれば せんそうに そなえよ

意味

平和を守りたいなら、侵略や攻撃を受けた場合に備えて、十分な軍事力や防衛体制を整えておくべきだという考え。戦争を望むという意味ではなく、戦争を抑止するための備えが平和につながる、という趣旨である。

由来

古代ローマの軍事著述家ウェゲティウス(4世紀末〜5世紀初めごろ)の『軍事学要綱(Epitoma rei militaris)』にある「平和を望む者は戦争に備えよ」という趣旨のラテン語に由来する。広く知られるラテン語句「Si vis pacem, para bellum(汝平和を欲さば、戦いに備えよ)」は、その思想を簡潔に定式化した表現として伝わった。

備考

原義は軍事的な抑止論であり、軍備拡大を無条件に肯定する言葉ではない。政治・安全保障に関わるため、引用時には文脈や立場への配慮が必要である。

例文

  • 国際情勢が不安定な今こそ、「平和を欲すれば戦争に備えよ」という考え方から、防衛体制を見直すべきだという意見がある。
  • 彼は「平和を欲すれば戦争に備えよ」を引き、抑止力を保つことの重要性を説明した。
  • このことわざは軍事だけでなく、危機を避けるためには日頃の備えが必要だという文脈でも引用される。

分類

類義語

このことわざに使われている漢字