子供の口に真実
読み方:こども の くち に しんじつ
意味
子供は利害や世間体にとらわれにくく、思ったことを飾らずに言うため、ときには大人が隠している事実や物事の本質を言い当てる、という意味。子供の率直な発言に、思いがけない真実が含まれていることをいう。
由来
西欧に広く見られる「真実は子供の口から出る」ということわざ・格言を日本語化した表現とされる。英語の「Out of the mouths of babes」や、フランス語・ドイツ語などの類似表現と共通する考え方である。聖書にも幼子の口に関する類似の句があるが、この日本語表現そのものの成立時期や最初の訳出者は明確ではない。日本では「子供の口に真実あり」という形でも用いられる。
備考
通常は「子供の口に真実あり」と結んでいうことが多い。子供の発言を無条件に正しいとする意味ではなく、率直さが本質を突くことを表す。相手を傷つけないよう、用いる場面には配慮する。
例文
- 娘が家族のぎくしゃくした関係を一言で言い当てた。まさに子供の口に真実だ。
- 会議では誰も問題を指摘しなかったのに、見学に来た子供の素朴な質問が核心を突いた。子供の口に真実というべき場面だった。
- 「お父さん、本当は仕事が嫌なんでしょう」と息子に言われ、子供の口に真実ありだと苦笑した。
分類
類義語
- 子供の口に真実あり
- 子どもの口に真実あり
- 子供は正直
- 子供の口から真実が出る