大水は小水より出る
読み方:おおみず は こみず より でる
意味
大洪水も、はじめは小さな水の流れや水たまりから生じ、それらが集まって大きくなるということ。転じて、大きな問題・災害・失敗も、小さな原因や見過ごされた兆候から起こるため、小事を軽視してはいけないという戒め。
由来
水の流れが集まって洪水になるという自然現象をたとえにした日本のことわざとされる。正確な初出資料や成立年代は未詳であるが、日常の経験に基づいて広まった表現と考えられる。
備考
小さな原因が積み重なって大きな事態になることをいう戒め。特に事故防止、問題の早期発見、管理上の注意を促す場面で使われる。
例文
- 小さな苦情だからと放置してはいけない。大水は小水より出るというように、早めに対応しよう。
- 設備のわずかな異音を見逃した結果、大きな故障になった。まさに大水は小水より出るということだ。
- 不正の小さな兆候を調べずにいたため、会社全体を揺るがす事件になった。大水は小水より出ることを忘れてはならない。
類義語
- 大事は小事より起こる
- 千丈の堤も蟻の一穴より崩る
- 小事は大事を生む
対義語
- 大事を小事にする
- 大山鳴動して鼠一匹