噛む馬はしまいまで噛む
読み方:かむ うま は しまい まで かむ
意味
噛み癖のある馬は、生涯の終わりまで人や物を噛むということ。転じて、幼いころからの性質、特に悪い癖や本性は、年を取っても容易には直らないことをいう。
由来
馬を扱う人々の経験から生まれた日本のことわざとされる。噛み癖のある馬は、年を重ねてもその癖が抜けにくいという観察を、人間の性質や習慣にたとえたもの。初出の文献や成立した正確な時代は不明である。
備考
主に悪い癖や直りにくい性質についていう、やや古風な表現。「人は変われない」と断定する響きがあるため、他人を評価する場面では慎重に用いる。
例文
- 彼は子どものころから人をからかうのが好きで、今も変わらない。噛む馬はしまいまで噛む、ということかもしれない。
- 長年の浪費癖を急に改めるのは難しい。噛む馬はしまいまで噛むと言うように、習慣は簡単には消えない。
- 部下の失敗を一度の性格のせいにして、「噛む馬はしまいまで噛む」と決めつけるのはよくない。