検索

医者に薬を売る

読み方:いしゃ に くすり を うる

意味

薬に関する専門知識を持ち、自分で薬を選べる医者に薬を売ろうとすることから、その道の専門家や十分に知っている人に、すでに不要な知識・技術・品物を勧める無駄な行為をいう。また、専門家に知識を教えようとして見当違いになることのたとえでもある。

由来

正確な初出資料や成立時期は明らかではない。薬の専門家である医者に薬を売ろうとしても必要がない、という日常的で分かりやすい比喩から生まれた日本語のことわざと考えられる。特定の中国古典や外国の文献を典拠とすることは確認されていない。

備考

医師以外にも、ある分野に精通した相手へ不要な助言や売り込みをする場面に用いる。「釈迦に説法」と近いが、商売・売り込みの無駄さを強調しやすい。相手を軽視する響きになり得るため、使用場面には注意する。

例文

  • 薬学の教授に市販薬の成分を得意げに説明するのは、医者に薬を売るようなものだ。
  • 経験豊富な医師に健康管理の基礎を説くなんて、医者に薬を売るようで気が引ける。
  • 彼の提案は専門家にはすでに知られた内容ばかりで、まさに医者に薬を売る行為だった。

分類

類義語

このことわざに使われている漢字