孔子に論語
読み方
こうし に ろんご
意味
『論語』を編んだ孔子に、その『論語』について教えたり説いたりすること。すでによく知っている専門家・当事者に対して、その専門分野の知識や方法を教えようとする、見当違いで差し出がましい行為をいう。
由来
中国の思想家・孔子(紀元前551年頃~紀元前479年頃)と、孔子の言行を弟子たちがまとめた書物『論語』の関係に基づくたとえである。孔子に『論語』を教えることは不必要であるため、「釈迦に説法」と同じ趣旨の日本語のことわざとして定着した。正確な成立時期・初出は不詳である。
分類・由来
備考
相手の知識や経験を十分に認めずに教えようとすることを、やや皮肉を込めていう。相手本人に向けて使うと失礼になり得る。「釈迦に説法」の類義表現として用いられる。
例文
- 儒学を研究している先生に『論語』の解釈を説明するなんて、孔子に論語だ。
- その技術の第一人者に基本的な操作方法を教えようとするのは、まさに孔子に論語である。
- 部長は長年この業界にいるから、営業のこつを細かく話しても孔子に論語になるかもしれない。